梅雨時の緑が、輝いて美しい。雨に濡れた草の匂いも、清々しい。
我が家の玄関先の紫陽花の葉も青々としている。根元に目をやると、たくましく成長をしていることに驚く。
あれ？他では紫陽花がきれいに咲いているのに我が家だけ花がないぞ。１年目には、たくさん花を楽しんだような…。いつから花を見ていない？毎年しっかり剪定しているのになぜ咲かない？
９年目にして、初めて気になり、調べてみることにした。
① 今年伸びた新しい枝には花芽が付かない。今年伸びた枝に花芽が付くのは、翌年の秋。つまり、花が咲くのは翌々年になる。
② ２段階の剪定のススメ。１度目は花が咲き終わった頃。２度目は、秋の初め。
とのことだった。
手を加え過ぎていたことに気がつき、寒くなる頃に花芽が成長することを知る。
昨年の７月に剪定をしたということは…。いやいや、時がくるのを待つことにしよう。
（「紫陽花」 2017年6月20日 書き留めた文章より）